灰色の空

あした晴天なら

ともだち

「大丈夫だよ〜」

へら、と間抜けな顔を見せる友人が私には耐えられないほど悲しく見えた
何で大丈夫なの、と口を開きかけて、彼女がにこりと笑うから何も出なかった
奥歯がギシ、と音を立てた私の酷い顔を見て「優しいねえ」なんて。
 
「ばか」
 
そう言ってやることしかできなくて。
 
己の無力さに一生の絶望を知って、君が流した涙の1%分くらい泣いた
そんな醜態を晒す私に何を感じたのだろう
 
「そうやって泣いてくれるから、私充分だよ」
 
ぽた、と一粒だけ頰を伝った君の初めての涙に、
私はもう喚くしか術がなかったのだ。