灰色の空

あした晴天なら

天国地獄

わかりきった天国よりも地獄の先に何があるのか

それが気になってしまって何もないかもしれないという不安を泣いて誤魔化しながら

わたしはその先を祈りながら進むのです。

  途中で引き返し、天国へ行くことも出来ましょう

 なぜわたしは地獄を選ぶのでしょうか

 泣いてまで、わたしはどうして期待するのでしょうか

 何もないかもしれないのに

 そこまでする価値が、本当に待っているのでしょうか

 

   ええ、ええ、皆あったとは言うのです

ただその価値は自分でしか決められないのです

だからわたしは

それに辿り着くまでに何を感じ、経験したかで

地獄の先にあるものがガラクタか宝か

決まってしまうことを知っていました。

その道中、先が見えず志が折れてしまいそうになるような苦しいことがあるのです

それを感じる度に早く死んでしまおう、

早く天国へ行ってしまおう、と甘えたがるのです

   わたしたちは最初から茨の道に立たされています

しかし、天国か地獄か

どちらを選ぶかは個人に委ねられているのです   

 難儀な生き物です

 幸せになりたいと叫びながら

どうして地獄を進むのでしょう

その地獄の先に、天国以上のものがあると信じたいのでしょうか

 

わたしは地獄を選びました

それに耐える度胸も根性もありません故、ひとりで泣いて後悔するのですが天国に行こうと足を引き返そうと思っても、今まで進んだ地獄を戻る勇気さえもわたしは持ち合わせてはいません

 

進む先に何かがあろうとも、地獄は何処まで行っても地獄なのです

呻き声をあげながら、どこまで這っていけるでしょうか

 

地獄はまだまだ続きます

わたしはまだまだ若造なのです

  

蜘蛛の糸や、わたしはそんなもの

今更受け取りはしませんぞ。